「中学生になったら塾に行かせるべき?でも通信教育でも十分なの?」と迷っている方は多いのではないでしょうか。
最近の通信教育はかなりレベルが上がっており、塾なしでも成績上位をキープしている子がたくさんいます。特にAI技術の進化で、一人ひとりに合わせた学習ができるようになったのが大きな変化です。
この記事では、中学生向けの通信教育7社を徹底比較して、それぞれの特徴やどんな子に向いているかを詳しく紹介します。お子さんに合った教材選びの参考にしてください。
1. 定期テスト対策ができるか
中学生にとって定期テストの点数は内申点に直結する非常に重要なイベントです。通信教育を選ぶなら、教科書準拠で定期テスト対策がしっかりできるものを選ぶのが基本になります。
使っている教科書の出版社に合わせた問題が出るかどうか、ここは必ずチェックしておきましょう。
2. 自分のペースで進められるか
中学生は部活や学校行事でとにかく忙しい時期です。決まった時間に塾に行くのが難しい子でも、通信教育なら自分のペースで勉強できるのが最大のメリットです。
ただし、自由度が高い分サボりやすいのも事実です。モチベーション管理の仕組みがあるかどうかも大切なポイントになります。
3. 高校受験への対応
中3になると高校受験対策が必須です。志望校レベルに合った対策講座があるか、過去問演習ができるかなど、受験対応力もチェックしておきましょう。

中学生向け通信教育7社を比較
1. 進研ゼミ中学講座
月額料金:約6,400円〜
中学生の通信教育で利用者数トップクラスの進研ゼミ。専用タブレット「チャレンジパッドNeo」のAI学習アドバイザー機能が強化され、さらに使いやすくなっています。
特徴:
- 教科書準拠で定期テスト対策がしっかりできる
- AI学習プランナーが最適な学習計画を自動作成
- 赤ペン先生の添削指導で記述力もアップ
- オンラインライブ授業が追加料金なしで受けられる
- 9教科対応で実技教科のテスト対策もできる
向いている子:学校の授業の予習復習をしっかりやりたい子、定期テストで安定した点数を取りたい子
2. スタディサプリ中学講座
月額料金:約2,178円〜
コスパで選ぶならスタディサプリが圧倒的です。月額2,178円でプロ講師の授業が見放題という価格設定は非常に魅力的です。
特徴:
- 月額2,178円で全教科の授業動画が見放題
- 一流予備校講師の授業がスマホで視聴可能
- 苦手な分野を小学校の内容に戻って復習できる
- 個別指導コース(月額10,780円)もあり
- 高校受験対策講座も充実
向いている子:自分で計画を立てて進められる子、特定の科目をピンポイントで強化したい子
3. Z会中学生コース
月額料金:約8,115円〜
難関高校を目指すならZ会です。問題の質が圧倒的に高く、「考える力」が確実に身につきます。ただし難易度も高いため、基礎ができている子向けの教材です。
特徴:
- 良問揃いで応用力が確実に伸びる
- AIが個別の学習プランを提案
- 添削指導の質が非常に高い
- 難関校受験に強い実績
- タブレットコースと紙コースが選べる
向いている子:偏差値60以上の高校を目指す子、基礎はできていて応用力を伸ばしたい子
4. すらら
月額料金:約8,228円〜
「勉強が苦手な子」のための通信教育として注目されているのがすららです。無学年式のため、つまずいたところまで戻って学び直せるのが最大の特徴です。
特徴:
- 無学年式で小学校の内容からやり直せる
- 対話式のアニメーション授業で理解しやすい
- すららコーチ(学習設計のプロ)がサポート
- 不登校の子の出席扱いにも対応
- 発達障害のある子への配慮も充実
向いている子:勉強に苦手意識がある子、不登校で学習に遅れがある子
5. スマイルゼミ中学生コース
月額料金:約7,480円〜
専用タブレット1台で9教科すべてに対応できるスマイルゼミ。AI機能の大幅アップデートにより、弱点分析の精度がさらに上がっています。
特徴:
- 専用タブレットで9教科対応
- AIが弱点を分析して最適な問題を出題
- 定期テスト対策モードが優秀
- 3分で理解できる映像授業
- 特進クラスは難関校受験にも対応
向いている子:タブレット学習が好きな子、効率よく全教科カバーしたい子

6. 東進オンライン学校中学部
月額料金:約3,278円〜
大学受験で圧倒的な実績を誇る東進の中学生版です。予備校のトップ講師の授業がオンラインで受けられるのが魅力です。
特徴:
- 東進のカリスマ講師陣の授業が受けられる
- 先取り学習で中学の範囲を早めに終わらせられる
- 確認テストで理解度をチェック
- 月額料金がリーズナブル
向いている子:授業動画でしっかり理解したい子、先取り学習をしたい子
7. ポピー中学生コース
月額料金:約4,800円〜
シンプルな紙教材でコスパ良く学べるポピーです。タブレットやスマホなしで勉強したい家庭に根強い人気があります。
特徴:
- 教科書準拠のシンプルな紙教材
- 定期テスト対策用の予想問題集つき
- タブレット不要で始められる
- 月額料金が手頃
向いている子:紙に書いて勉強したい子、デジタル機器を使わせたくない家庭
【成績レベル別】迷ったらこれ!
成績上位(偏差値60以上)→ Z会
難問に挑戦してさらに上を目指したい子にはZ会が最適です。問題の質がとにかく高く、しっかり取り組めば確実にレベルアップできます。
成績中位(偏差値45〜60)→ 進研ゼミ or スマイルゼミ
このゾーンの子には教科書準拠で定期テスト対策ができる進研ゼミかスマイルゼミが適しています。内申点アップに直結する学習ができます。
成績下位・苦手克服 → すらら
「そもそも勉強のやり方がわからない」「小学校の内容から怪しい」という子にはすららが最適です。無学年式で基礎の基礎から学び直せます。
コスパ重視 → スタディサプリ
月額2,178円は破格の価格設定です。塾と併用する家庭も多く、「苦手科目だけスタサプで補強」という使い方も有効です。
通信教育と塾、どっちがいい?
これは永遠の議論ですが、結論は「子供のタイプによる」です。
文部科学省の全国学力・学習状況調査のデータを見ても、通信教育で学力を伸ばしている子は確実にいます。
通信教育が向いている子:
- 自分のペースで勉強したい
- 部活が忙しくて塾の時間が取れない
- 集団授業より一人で集中したい
- 費用を抑えたい
塾が向いている子:
- 一人だとサボってしまう
- 先生に直接質問したい
- 友達と一緒に切磋琢磨したい
- 難関校を目指していて専門的な指導が必要
通信教育を続けるコツ
親が「やりなさい」と言いすぎない
中学生は思春期真っ只中です。「勉強しなさい」と言われるほどやりたくなくなるのは自然な反応です。ベネッセ教育情報サイトでも、声かけの工夫について詳しく紹介されていますので参考にしてみてください。
小さな成功体験を積ませる
テストの点数が5点上がった、苦手な英語の単元をクリアした…そういった小さな成功体験を親が一緒に喜んであげることが大切です。
合わなかったら乗り換える
半年やっても効果が感じられなかったら、教材を変えるのも一つの手です。国立教育政策研究所の教育に関する調査研究でも、学習方法と個人の適性の関係が指摘されています。

Q&Aコーナー
Q. 通信教育だけで高校受験は大丈夫?
中堅校までなら通信教育のみで十分対応可能です。難関校を目指す場合はZ会や塾との併用を検討してください。
Q. 部活との両立はできる?
通信教育の最大の強みが時間の自由度です。1回15〜30分程度の教材が多いので、部活後の隙間時間でも取り組めます。
Q. 紙とタブレット、どっちがいい?
記述式の練習を重視するなら紙教材、効率を重視するならタブレットが適しています。お子さんの好みで選ぶのが一番長続きします。
Q. 途中で教材を変えても大丈夫?
問題ありません。ただし、最低3か月は試してから判断するのが望ましいです。1か月で効果が出ないからと諦めるのは早すぎます。
まとめ
中学生向け通信教育は、AI技術の進化でかなりレベルが上がっています。「通信教育だから塾より劣る」という時代はもう終わったと言えるでしょう。
大切なのはお子さんのタイプと目的に合った教材を選ぶことです。ほとんどの教材が無料体験や資料請求に対応していますので、まずは気になる教材を2〜3社試してみるのがおすすめです。
この記事がお子さんの教材選びの参考になれば嬉しく思います。
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

