「進研ゼミとスマイルゼミ、結局どっちがいいの?」この二択で悩んでいる方は本当に多いのではないでしょうか。
どちらも人気の通信教育なので、比較サイトを見ても「どっちもいい!」という結論になりがちで、結局よくわからない…となるパターンが少なくありません。
しかし、実はこの2つはかなり方向性が違う教材です。お子さんのタイプによって合う・合わないがはっきり分かれるポイントがあります。この記事では、進研ゼミとスマイルゼミを料金・教材内容・タブレット性能・サポート体制の4つの視点から徹底比較していきます。
進研ゼミ(チャレンジ/チャレンジタッチ)とは
進研ゼミは、ベネッセコーポレーションが運営する通信教育で、50年以上の歴史がある老舗中の老舗です。
大きな特徴は、紙教材の「チャレンジ」とタブレット教材の「チャレンジタッチ」を選べること。お子さんの学習スタイルに合わせて選択できるのが強みです。
さらに、赤ペン先生の添削指導やオンラインライブ授業など、人の手が入ったサポートが充実しているのも見逃せないポイントです。教材以外にも知育玩具や実験キットなどの付録が届くため、子どもの食いつきが良いという口コミも多く見られます。
スマイルゼミとは
スマイルゼミは、ジャストシステムが提供するタブレット特化型の通信教育です。「一太郎」や「ATOK」で有名な会社のため、タブレットの書き心地や操作性は業界トップクラスの評価を受けています。
紙教材は一切なく、すべてタブレット1台で完結するのが最大の特徴です。教材が溜まらず、自動採点で保護者の丸付けも不要。忙しい家庭にはかなりありがたいシステムになっています。
AIを活用した個別最適化学習「コーチングAI」機能が進化しており、お子さん一人ひとりの理解度に合わせた問題が出題される仕組みです。

【料金比較】月額料金はどっちが安い?
まず一番気になる料金から比較していきましょう。
小学1年生の場合(税込)
進研ゼミ チャレンジタッチは、12か月一括払いで月あたり約3,250円。毎月払いだと約4,020円です。
スマイルゼミの標準クラスは、12か月一括払いで月あたり約3,280円。毎月払いだと約4,270円になります。
基本料金はほぼ同じという結果ですが、注意すべきポイントがいくつかあります。
タブレット代金に要注意!
進研ゼミのチャレンジタッチは、6か月以上継続すればタブレット代が実質無料(6か月未満で退会すると8,300円請求)。
一方、スマイルゼミは入会時にタブレット代10,978円がかかります(12か月一括払いの場合)。さらに、6か月未満で退会すると追加で32,802円、12か月未満だと7,678円が請求されます。
初期費用はスマイルゼミのほうが高いため、「まずはお試しで…」と考えている場合は、進研ゼミの方がリスクが低くなります。
オプション料金も確認しよう
スマイルゼミには「発展クラス」(月額+550円〜)、英語プレミアム(月額+748円〜)といったオプションがあります。
進研ゼミにも「考える力・プラス講座」(月額+2,560円〜)や「オンラインスピーキング」(月額+2,980円)などのオプションが用意されています。
基本料金だけで比較するとほぼ同じですが、オプションを付けるとトータルの費用感はかなり変わってくるので、最初にどこまでやらせたいか決めておくことが大切です。
【教材内容比較】学習の中身はどう違う?
教科書対応と学習範囲
どちらも主要教科書に対応しており、学校の授業に沿った内容を学べます。ここに大きな差はありません。
ただし、進研ゼミは教科書準拠にかなり忠実で、学校のテスト対策に非常に強い設計です。「まずは学校の成績を上げたい」という家庭には安心感があります。
スマイルゼミも教科書準拠ですが、AIによる出題で得意な分野はどんどん先に進めるのが特徴です。理解が早い子は学年を超えた学習もできるため、「学校の勉強だけじゃ物足りない」というお子さんには合っています。
プログラミング教育
どちらもプログラミング教育に対応しています。
進研ゼミは年に数回、プログラミング的思考を養うコンテンツが配信される形式。スマイルゼミはタブレットの特性を活かして、毎月プログラミング学習が組み込まれています。
プログラミング学習の頻度で言えば、スマイルゼミに軍配が上がります。
英語教育
進研ゼミは基本コースに英語が含まれており、追加料金なしでネイティブの発音を聞ける教材が付いてきます。
スマイルゼミも標準クラスに英語は含まれていますが、本格的に取り組みたいなら「英語プレミアム」(別料金)が必要です。ただし、英語プレミアムの内容はかなり充実しており、英検対策までカバーしているのは大きな魅力です。

【タブレット性能比較】使い心地はどう?
書き心地
ここはスマイルゼミが大きくリードしているポイントです。スマイルゼミのタブレットは手をついて書ける「パームリジェクション機能」を搭載しており、紙に書くのとほぼ同じ感覚で使えます。
進研ゼミのチャレンジタッチも改善されてきていますが、書き心地の自然さではスマイルゼミに一歩及ばないという声が多い状況です。
タブレットの耐久性
子どもが使うものですから、耐久性も大切なチェックポイントです。
スマイルゼミは頑丈な設計で、専用カバーも付属。万が一壊れても、年額3,960円のサポートに入っていれば6,600円で交換可能です。
チャレンジタッチも自己破損の場合、サポートサービス(年額2,400円)に入っていれば3,300円で交換できます。サポート料金は進研ゼミの方が安めです。
退会後のタブレット利用
見落としがちなポイントですが、ここにも違いがあります。
スマイルゼミは退会後、Androidタブレットとして再利用可能です。YouTubeを見たり他のアプリを入れたりできるため、無駄になりません。
チャレンジタッチは退会後も一部コンテンツは使えますが、汎用タブレットとしての利用には制限があります。
【サポート体制比較】困ったときの対応は?
学習サポート
進研ゼミの大きな強みが「赤ペン先生」の添削指導です。毎月の課題を提出すると、担任の赤ペン先生が個別にコメントを書いて返してくれます。これがモチベーション維持にかなり効果的です。
スマイルゼミには添削指導はありませんが、AIが即座にフィードバックしてくれるため、待ち時間なしで学習を進められるのがメリットです。ただし、人間のあたたかみのあるコメントが欲しい子には物足りない可能性があります。
保護者向けサポート
どちらも保護者向けのアプリやWebサービスで、お子さんの学習状況を確認できます。
進研ゼミは「おうえんネット」で学習の進捗確認ができるほか、保護者向けの子育て情報も充実。スマイルゼミは「みまもるネット」で詳細な学習データを確認でき、メッセージのやり取りもできます。
機能的にはどちらも十分ですが、データの見やすさ・分析の深さではスマイルゼミが一歩リードしている印象です。
【タイプ別】結局どっちを選べばいいの?
進研ゼミが向いている子
- 紙に書いて学ぶのが好きな子(紙教材のチャレンジも選べる)
- 付録や実験キットなど、教材以外の楽しみも欲しい子
- 赤ペン先生のような「人からの褒め・励まし」でやる気が出る子
- まずは学校の成績をしっかり上げたい家庭
- 初期費用を抑えたい家庭
スマイルゼミが向いている子
- タブレット学習に抵抗がなく、デジタル機器が好きな子
- 自分のペースでどんどん進めたいタイプの子
- 教材がたまるのが嫌な家庭(タブレット1台で完結)
- 書く練習をしっかりさせたい家庭(書き心地が優秀)
- 英検対策もさせたい家庭
Q&Aコーナー
Q. 両方を併用するのはアリ?
あまりおすすめしません。どちらも毎日の学習量として十分な内容があるため、2つやると子どもの負担が大きくなりすぎます。まずはどちらか一方に絞って、合わなければ乗り換えるのがベストです。
Q. 途中でコース変更や退会はできる?
どちらも退会は可能ですが、最低利用期間に注意が必要です。特にスマイルゼミはタブレット代の追加請求があるため、申し込む前に必ず確認してください。進研ゼミは2か月から受講可能で、退会のハードルは比較的低めです。
Q. 無料体験はできる?
スマイルゼミは「全額返金保証」キャンペーンを定期的に実施しており、約2週間お試しできます。進研ゼミは無料体験教材の取り寄せが可能です。どちらもまずは資料請求してみるのがおすすめです。

まとめ
進研ゼミとスマイルゼミ、どちらも優れた教材のため「絶対こっち!」とは断言しにくいのが正直なところです。
ただし、大まかな方向性としては以下のように整理できます。
- バランス重視・人の温かみ重視なら進研ゼミ
- タブレット性能・効率重視ならスマイルゼミ
どちらも公式サイトで無料の資料請求ができますので、まずは両方取り寄せてお子さんと一緒に見てみてください。
参考リンク:
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

