小学校でプログラミング教育が必修化されてから、子供向けプログラミング教室は一気に増えました。選択肢が豊富になったのはいいことですが、「どこを選べばいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
料金は教室によってピンキリで、教える内容もバラバラ。ビジュアルプログラミングとロボットプログラミングの違いすら、初めて聞くという方もいるかもしれません。
この記事では、子供向けプログラミング教室のおすすめ10選と、失敗しない選び方のポイントをまとめました。お子さんに合った教室を見つける参考にしてみてください。
プログラミング教育で身につく力
「プログラミング教室って、将来プログラマーにならなくても意味あるの?」と思う方もいるかもしれませんが、プログラミング学習で身につくのはコーディング技術だけではありません。
- 論理的思考力:順序立てて考える力
- 問題解決力:エラーを見つけて直す力
- 創造力:自分のアイデアを形にする力
- 粘り強さ:試行錯誤する忍耐力
これらの力はプログラマーに限らず、どんな職業でも役に立つスキルです。プログラミング教室は「将来のためのスキル」ではなく「今の思考力を伸ばす場所」と考えるとわかりやすいかもしれません。
プログラミング教室の種類
子供向けプログラミング教室は大きく分けて3つのタイプがあります。
- ビジュアルプログラミング型:Scratch(スクラッチ)などのブロックを組み合わせるタイプ。初心者向け。
- ロボットプログラミング型:ロボットを組み立てて動かすタイプ。ものづくり好きなお子さんに人気。
- テキストプログラミング型:実際のコードを書くタイプ。上級者向け。

子供向けプログラミング教室おすすめ10選
1. Tech Kids School(テックキッズスクール)
タイプ:ビジュアル→テキスト
対象:小1〜中3
料金目安:月額20,900円
形式:通学(渋谷)+オンライン
サイバーエージェントが運営する本格派プログラミングスクールです。Scratchから始めて、最終的にはSwiftやC#でアプリ開発までできるようになります。コンテストの受賞実績も豊富で、本気でプログラミングを学びたいお子さんにおすすめです。
2. QUREO(キュレオ)プログラミング教室
タイプ:ビジュアルプログラミング
対象:小2〜中3
料金目安:月額9,900円〜
形式:通学(全国3,000教室以上)
教室数日本一のプログラミング教室です。ゲーム感覚で学べるカリキュラムが特徴で、プログラミングが初めてのお子さんでも楽しく始められます。全国に教室があるので通いやすさも魅力です。
3. LITALICOワンダー
タイプ:ビジュアル+ロボット
対象:年長〜高校生
料金目安:月額22,000円〜(月4回)
形式:通学+オンライン
一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムが特徴です。ゲーム制作、ロボット、3Dプリンターなど選べるコースが多彩で、自由度の高い学びができます。
4. ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室
タイプ:ロボットプログラミング
対象:5歳〜中学生
料金目安:月額10,890円
形式:通学(全国1,700教室以上)
ロボットクリエイターの高橋智隆氏が監修するロボット教室です。ブロックでロボットを作って動かす体験を通じて、プログラミング的思考が自然に身につきます。全国に教室が多いのもうれしいポイントです。
5. プログラミングキッズ
タイプ:ビジュアルプログラミング
対象:小1〜中3
料金目安:月額11,000円
形式:オンライン
完全オンラインのプログラミング教室です。少人数制の双方向授業で、先生がリアルタイムで教えてくれます。通学の手間がないため、共働き家庭にとっては大きなメリットです。
6. デジタネ(旧D-SCHOOL オンライン)
タイプ:ビジュアルプログラミング
対象:小1〜中3
料金目安:月額3,980円〜
形式:オンライン(動画学習)
マインクラフトやRobloxを使ったプログラミング学習が特徴です。ゲーム好きなお子さんのモチベーションが上がりやすく、月額3,980円〜とリーズナブルなのも魅力です。
7. アーテックエジソンアカデミー
タイプ:ロボットプログラミング
対象:小3〜中3
料金目安:月額10,000円〜
形式:通学(全国900教室以上)
学校教材メーカーのアーテックが運営するロボットプログラミング教室です。ブロックとプログラミングの両方が1つの講座で学べるのが特徴です。
8. コードキャンプキッズ
タイプ:ビジュアル→テキスト
対象:小1〜中3
料金目安:月額11,000円〜
形式:オンライン+通学
大人向けプログラミングスクール「CodeCamp」の子供版です。Scratchから始めて、本格的なプログラミング言語まで段階的にステップアップできます。
9. スタープログラミングスクール
タイプ:ビジュアルプログラミング
対象:小1〜中3
料金目安:月額12,100円〜
形式:通学(ショッピングモール内が多い)
総務省の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業にも選ばれた実績があります。プレゼンテーション力の育成にも力を入れているのが特徴です。
10. Z会プログラミング講座
タイプ:ビジュアル+ロボット
対象:小1〜中3
料金目安:月額4,488円〜
形式:自宅学習(通信教育)
Z会ならではの質の高い教材で、自宅でプログラミングが学べます。LEGO Educationと連携したロボットプログラミングコースもあり、近くにプログラミング教室がない地域の方にもおすすめです。

プログラミング教室の選び方5つのポイント
1. お子さんの興味に合ったタイプを選ぶ
ゲームが好きならビジュアルプログラミング、ものづくりが好きならロボットプログラミングがおすすめです。興味のある分野から入ると驚くほど続きやすいので、お子さんの好みを最優先にしてみてください。
2. 料金と通いやすさのバランス
月額1万円〜2万円が相場ですが、教室によってかなり幅があります。通学の場合は交通費も考慮しましょう。オンラインなら通学の手間がゼロです。
3. 無料体験は必ず参加する
ほとんどのプログラミング教室は無料体験を実施しています。お子さんの反応を見るのが一番大事なので、気になったところは積極的に体験してみてください。
4. カリキュラムの先を確認する
「Scratchだけで終わり」なのか、「テキストプログラミングまでステップアップできるのか」は重要なポイントです。長期的に続ける予定なら、上級コースまであるところを選びましょう。
5. 少人数制かどうか
大人数のクラスだと、先生の目が行き届かないことがあります。できれば講師1人に対して生徒4〜6人くらいの少人数制がおすすめです。
料金比較表
| 教室名 | 月額目安 | 形式 |
|---|---|---|
| Tech Kids School | 20,900円 | 通学+オンライン |
| QUREO | 9,900円〜 | 通学 |
| LITALICOワンダー | 22,000円〜 | 通学+オンライン |
| ヒューマンアカデミー | 10,890円 | 通学 |
| プログラミングキッズ | 11,000円 | オンライン |
| デジタネ | 3,980円〜 | オンライン |
| アーテック | 10,000円〜 | 通学 |
| コードキャンプキッズ | 11,000円〜 | オンライン+通学 |
| スタープログラミング | 12,100円〜 | 通学 |
| Z会プログラミング | 4,488円〜 | 自宅学習 |
コスパ重視ならデジタネやZ会、本格派ならTech Kids SchoolやLITALICOワンダーという選び方が基本です。通いやすさを重視するならQUREOやヒューマンアカデミーが教室数で有利です。
料金は教材費や入会金が別途かかることがあります。表示価格だけで判断せず、年間トータルの費用を確認してから申し込みましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. プログラミング教室は何歳から始められますか?
A. ビジュアルプログラミングなら小学1年生から、ロボット教室なら5歳くらいから対応している教室があります。文字の読み書きがまだ不安定な年齢でも、ビジュアルプログラミングならブロック操作で学べるので問題ありません。
Q. パソコンを持っていないのですが、始められますか?
A. 通学型の教室なら教室にパソコンが用意されているので、自宅にパソコンがなくても受講可能です。オンラインの場合はパソコンかタブレットが必要です。教室によってはレンタル制度があるところもあります。
Q. オンラインと通学、どちらがおすすめですか?
A. お子さんの性格と家庭の状況で決めるのがベストです。友達と一緒に学びたいタイプなら通学、送迎の負担を減らしたいなら通学型のメリットは大きいです。集中力があり自宅で落ち着いて取り組めるならオンラインが便利です。
Q. プログラミング教室に通うと学校の成績は上がりますか?
A. プログラミング教室は直接的に学校の成績を上げるものではありませんが、論理的思考力や問題解決力が鍛えられることで、間接的に学力向上につながるケースはあります。特に算数・数学との相性が良いと言われています。
Q. 途中でやめたくなった場合、違約金はかかりますか?
A. 教室によって異なります。月謝制の教室なら基本的に違約金はかかりませんが、年間契約の教室は途中解約に条件がある場合があります。入会前に退会条件を必ず確認してください。
まとめ
子供向けプログラミング教室は選択肢が非常に豊富です。お子さんのタイプに合わせて、以下のように選ぶとスムーズです。
- コスパ重視 → デジタネ、Z会
- 本格派 → Tech Kids School、LITALICOワンダー
- 通いやすさ重視 → QUREO、ヒューマンアカデミー
- ロボット好き → ヒューマンアカデミー、アーテック
- オンライン希望 → プログラミングキッズ、デジタネ
大事なのは「お子さんが楽しいと思えるかどうか」です。まずは無料体験に参加して、お子さんの反応を見てから判断してみてください。
プログラミング教育の必修化については文部科学省の公式ページでも詳しく説明されています。プログラミング教室の口コミや比較はコエテコが充実しているので、教室選びの参考にしてみてください。教育ICT全般の最新情報はEdTechZineでもチェックできます。

※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

